「君に任せたよ」
なーんて言って貰えると、嬉しいですよね。
すると、担当者としては、全力で頑張ろう!と言う気になります。
逆に、任せる立場から見てみると、
かなりの決断になることも少なくないと思います。
なぜなら、『任せる』という言葉の裏には、
『何かあったら私が責任をとるから思い切りやってみなさい』的な
意味が含まれているからです。
こんなに重みのある言葉ですが、
以前の責任者はよく口にしていたように感じます。
しかし、今は、組織が大きくなればなるほど、
責任者からこのような言葉が発せらる機会が
少なくなっているように思えてなりません。
1人でできる仕事は、たかが知れています。
大きなことをなそうと思えば、誰かに任せることが
必要になります。
エリートであればあるほど、
この当たり前のことを理解するのが難しいのかもしれません。
松下幸之助松下電器産業創業者は、
『任して任さず』
と言うお言葉を残しておられます。
このお言葉の重さをつくづく感じる今日この頃です。