被1「おめえらの組織は、橋ひとつとめらんねぇのか?」
青 「君らには、リーダーが居ないんだってな?」
被2「あぁ、究極の組織だ」
青 「俺の組織には、リーダーがいる」
被3「なら、俺らの勝ちだな」
被2「リーダーなんか居ると、個人が死んじまうんだ」
青 「どうかな? リーダーが優秀なら、組織も悪くない」
言わずと知れた、
映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の
一幕です。
レインボーブリッジ上での被疑者グループと青島俊作警部補との
この会話には、伏線がありました。
室「被疑者はこの辺の地理に詳しい。
地図にないところに隠れているはずだ。
地図に書かれていない箇所を教えてくれ。
最近になって、立てられた建物、トンネル、なんでもいい。
捜査員に関わらず、役職や階級も忘れてくれ」
青「室井さんは、現場知ってる俺たちとやろう、と言ってる。
この町知ってんの、俺たちでしょ?」
この映画が教えてくれているもの。
それは、上手く行く組織の原点は、
現場現物、現地現人主義、にある、ということではないでしょうか。